あなたの街の植木屋さんこと株式会社ネクストガーデンの松本です。
いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。
今回は植木の豆知識で、なぜ葉は緑色なのかを解説していきたいと思います!
答えは「緑以外の色を吸収するからです。」
太陽の光は赤、青、緑の3つの色が混ざってできています。
そのうち赤と青は植物にとって重要で、吸収してエネルギーとして葉に蓄えられます。
緑は実はあまり重要ではなく、葉をすり抜けたり、反射したり、散乱したりします。
その結果、葉は緑色に見えます。
また紅葉やイチョウなどの黄葉の理由ですが、葉には暖かいうちは葉緑素(クロロフィル)が多くありますが、秋になって寒くなるとクロロフィルがなくなり、黄葉や紅葉が起こります。
クロロフィルが分解されて、それまで隠れていた黄色の色素のカロテノイドが表面に現れて起きるのが黄葉で、分解されてクロロフィルが葉に残っていた糖分と反応すると、赤い色素であるアントシアニンができて紅葉が起きます。
今回は葉っぱの様様な状況での色を科学的に説明させて頂きました!
植物を少し違った視点で見てみるのも面白いかもしれません。
最後までお読み頂き、ありがとうございました