世田谷区の植木屋は語る!植木屋はサービス業である
みなさんにとって「植木屋」とはどんなイメージでしょうか?
ハッピ姿に刈込バサミを持った職人をイメージされる方も多いかもしれません。たしかにそういった植木屋さんもいますが、現在ではそういう姿をしている方も少なくなりました。
植木屋とか庭師とかいろいろな呼び名がありますが、専門職であることはもちろん、何よりサービス業である、という認識が根底にあります。お客様に満足していただくために植木屋としての技術を提供する、磨く、そういった意識で取り組んでいます。
特に当社「あなたの街の植木屋さん」では、インターネットを通じてのお問い合せが多く、植木や庭木に関して初めて興味をもった、何からどうしていいかわからない、という方もいらっしゃいます。そんな方々に少しでも気軽に声をかけていただき、お役に立ちたい・・・。そんな思いからこちらのコラムを開設いたしました。みなさんのお役に少しでも立つことができれば幸いです。
もっとも多い依頼、「庭木の剪定」とは
さて、そんな我々の植木屋ですが、実際お仕事の依頼でいちばん多いのは庭木の剪定です。庭木の剪定というのは、樹木の枝を切ることで形を整えたり、風通しを良くすることです。なぜ枝を切る必要があるの?と疑問を持つ方もいると思いますが、剪定というのは庭木を美しく保つためにもっとも重要な作業のひとつなんです。
というのも、木は自然のものであり、生き物です。放っておいたらどんどん自然な状態へ戻っていってしまいます。これを自然のものなのだからその姿もいいじゃないか、とはならないのが庭木の難しさでもあり、面白さでもあります。人間も髪の毛を放っておいたらどんどん伸びてしまい、きれいにはなりませんよね。長くても美しい髪には手入れが必要なように、庭木にも剪定という手入れが必要なんです。
「剪定」で庭木の役割を最大限に引き出す
剪定は決して伸びたところだけをただ切ればいいというものではありません。木の成長をコントロールしたり、どのように伸ばしたいかを考えて、木の性質を考慮しながら切っていくものです。場合によっては成長を鈍らせるような剪定をすることもありますし、あえて芯を切ってしまうということもあり得ます。庭木というのはただ庭に植えられている木というわけではなく、庭木としての役割を担うためにそこに植えられているのです。その役割を最大限に生かしてあげるのが我々植木屋の仕事です。
お客様ひとりひとりのご要望にあった剪定、庭づくりを心がけておりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。