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植木屋さんコラム

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東京都内でも増加中!庭木の病害虫対策はどうしたらいい?

2016.09.28

庭木の病害虫対策、最大の対処法

「せっかく育ってきた木が病気になってしまった!」
「楽しみにしていた実がついたと思ったら虫が発生した!」

なるべくなら避けて通りたいところですが、木も生き物であるかぎり病気になる可能性があります。また、虫がついて大事な葉や幹を荒らしてしまうこともあります。

庭木には年間を通じて、いろいろな手入れが必要だということは「あなたの街の植木屋さんコラム」の中で述べてきました。剪定による樹形づくりや肥料を施すこと、水を与えること、土壌の環境など・・・。そして、少々やっかいですが、庭木にとってはとても大切な作業があります。

それは、病気や害虫を早期に発見することです。

せっかく育ててきた木が病気になったり、実がついたと思ったら虫だらけでは、庭作りの楽しみも半減してしまいます。

特に近年は、温暖化の影響による病害虫の発生多発や、発生期間の拡大が農林水産省の「地球温暖化適応策」でも報告されています。こちらの報告は主に果樹や野菜についてですが、植木屋としては当然、庭木も気になるところです。実際ここ東京都内でも病害虫の発生は増えているように思います。

病気が発生した部分は、元に戻ることがないばかりか、病原菌の温床や越冬場所になってしまいます。そうなると切り取って処分するか、幹部を削りとって切り口に癒合剤などの塗布をするしかなくなります。

しかし、病害虫対策といっても、そんなに神経質になる必要はありません。適切な環境で育てれば、病害虫の発生はかなり防ぐことができますし、万が一発生しても対処する方法はあります。

できるだけ自然の姿のままで、庭を美しく維持するための最大の対処法は予防です。まずは病害虫の予防という点から方法を考えてみましょう。

庭木も健康にして病害虫対策

人間の身体も健康であれば多少の病気を寄せ付けないように、木も健康に生長していれば、多少の病原菌や害虫の食害にも負けません。

適切な剪定をすることで、日当たりや風通しをよくすることが大事ですし、場合によっては適度な肥料を施すことも必要です。そして乾燥による水分不足にならないように気をつけることで、庭木は健全な生長をしていくでしょう。
栄養不足、日照不足で弱った木が病気になりやすいのは、容易に想像できると思います。

病害虫対策には早期発見、早期駆除

病害虫はなにより早期発見することがポイントとなります。被害が小さいうちに被害部分を処分してしまえば、たいした労力はかかりません。

被害が広がってしまうと、周辺の植物にも広がっていき、いろいろな虫や病気が発生するようになってしまいます。そうなると、その部分を処分するだけではすまなくなり、木全体をだめにしてしまうこともあります。

庭木は草花にくらべると手入れの頻度も低いせいか、被害を見落としがちです。庭に出たときは、ときどきでよいので庭木をチェックし、根元や葉の裏なども見てみるとよいでしょう。

効果はあるけど慎重に、薬剤の予防散布

病害虫の発生時期というのはだいたい決まっています。そのため発生時期を見越して、予防として薬剤を散布しておくと、散布量も少なくてすみ、高い効果が得られます。また発生しても被害を小さく抑えられます。

また庭木が冬の休眠期に入っているときなら、根や葉の動きが止まり薬害も少ないので、いっきにやっつけてしまうということもあります。

・・・と、以前なら大きな声で言えましたが、現在は健康被害の観点から薬剤の使用はかなり神経質になっています。行政からも「住宅地における農薬使用について」という通達が出ていて、農薬の適正使用に関しての尊守事項を定めています。これは農業従事者や造園・植木業者だけでなく、一般家庭にも適用されるものです。

近隣の住民への配慮も必要ですし、告知せず散布したらご近所トラブルになったという話も多いですから、慎重な扱いが必要になります。

庭の環境をよくして温床をつくらない

落ち葉や枯れ枝、剪定で落とした枝などは、病害虫の温床となりやすいものです。放っておくと美観を損ねることにもなるので、掃除をして処分し、きれいな環境をつくり出すようにしましょう。
また肥料として施す堆肥や腐葉土などは、未成熟なものを使うと病気や害虫が発生しやすくなります。肥料は形が崩れて固形物がなくなっている熟したものを使いうようにします。

何度も言うようですが、庭木の病害虫対策には予防ということがいちばんです。そして早期発見・早期駆除!

ちなみに、庭の年間管理であれば、植木屋さんが定期的にお庭にうかがいますので、こうした病害虫の被害も最小限にとどめることができます。
また万が一、病害虫が発生しても、その駆除から予防までのひととおりをお任せできるので、手を煩わすこともなくなります。

特に害虫の場合は有毒のものもあるので不安な方も多いかもしれません。なんの幼虫かわからないときは、決して触らないでください。
病害虫の発生が見られたら、まずは相談だけでもお気軽にお尋ねください。
「あなたの街の植木屋さん」が丁寧に対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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